ババァの旅日記 ♪前橋市の美容室ビビ♪

 

 

こんにちは。

ビビ池田です。

 

アレヨアレヨと言う間に夏本番を迎えてしまいましたが、皆さん体調はいかがですか?

暑い暑いで夏を楽しむ余裕もないおばさんの私ですが何とか楽しみを見つけながら乗り切りたいものです。

 

前回、京都旅のブログをupしてご覧下さったお客様から大うけのご報告を頂いた事に気を良くしたので調子ずいて第二弾を・・・。

 

一昨年の夏の石垣島での初体験・スキューバダイビング(恐怖のスキューバばーダイビング)の巻。

若者に交じって命知らずの三人のババァが何の知識もないまま海に潜りえらい目にあったというお話なんですが・・・。

 

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なぜかその年は絶対に海に潜ると思い込んでいたので軽いノリだけでダイビングショップに申し込んで

しまい、無知なおばさんは何を用意するかもわからず下調べもせずビーサンすら忘れてその時を迎えたのです。人生なめすぎ!

当日は朝早めに酔い止めを飲むように指示がありました。

どんだけ船酔いするのかと思っていたら沖に出るまでは10分ほどで ”なんだ!こんなんじゃ全く酔わんわ。余裕!余裕!!”とたかをくくり始めたおばさん達なのでした。

 

「幻のマンタをみるシュノーケリング」のあと「海中へのスキューバダイビング」という2大イベントが盛り込まれているコースだったらしいことをやっとこのあたりで知った私。

 

インストラクターが一枚のビート版でど素人4人組をマンタポイントの沖まで引っ張って行ってくれます。

私たちババァは3人なのでかわいそうにも1人参加のイケメン大学生が組まされてしまったのです。

若い女子もいたのによりによりぬいてのババァとの組み合わせを彼は呪った事でしょう。

 

”まじでこの組み合わせごめんね!でも溺れそうになったらみんなでしがみついてもいい?”と聞くと

苦笑しながらも”全力で振り払わせてもらいます!”ときっぱり否定していました。(笑)

 

そんなこんなで・・・沖の方に進むのですがシュノーケルの中にゴボゴボ○o。.海水が入り海水は飲むは、気持ち悪いは・・・挙句のはては夕べ飲んだ下剤がここで効いてくる!?おなかが冷えて波に揺られたせいです。そこからは下痢の我慢と気持ち悪さとの闘いでした。この時初めて「波酔い」という言葉があるのを知ったのです。”酔い止め”の意味を知りました。

 

まだまだ進むのか~!こんな沖じゃ一人で引き返せないし!

悶絶に耐えながらも甲斐あってこんなマンタちゃんに出会えました。

 

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マンタにも出逢い、苦しみながらやっとの思いで船まで着くと隣では口一杯にゲロ(下品な言い方でごめんなさい)をためて身振りで”吐きそうだ”とおばさん友達が言っています。実際にはもう吐いていてただ口の中にとどまっている。というのが正しいです。でも1つしか無いトイレは私のもの!なんたってこちらはウエットスーツを下まで脱がねばなりません。真っ裸になって早く楽になることばかり考えてたどり着いたのです。履いていたいたフィンもあっちこっちに飛ばしながら・・

 

結果、私も余裕がなさすぎて”あんたはあっち!”と海の方を身振りで示しトイレに駆け込みバチッと鍵を!あと1秒遅れていたらウエットスーツの中は惨劇に見舞われていたと思うと・・・。

めでたく友達も太平洋をけがす事で楽になれたようでした。

 

ランチタイムだというのにお互い安堵で崩れはて、そのまま1時間以上動けなくなってトドのように横たわり、撃沈です。午後のスキューバなど当然無理、そんな状態でした。

 

 

でも・・・。

どうしても無理という私に無情にも15キロのボンベと15キロの重り、合計30キロがつけられたのですが歩く事も這うことも出来ないのです。結局ほぼ投げ込まれたカタチでの最初で最後のダイビングがコチラ。

 

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一人でダースベーダ―みたいなマスクを付けているのが私。なぜか一番うまそうです(笑)口だけでなく鼻からも呼吸が出来るので一番弱っている私にこれがあてがわれたのです。それでも水の中での呼吸は大変でした。意識して吸う気で吸わないと死んでしまうという焦りと水圧の恐怖感で一杯なのに優雅に見えてしまいますね(海中の魔法ですか)

 

あれだけ重かった体が海の中では全く沈んで行かないのでロープを手繰りながら海底へ。と言っても素人は5~10メートルも潜れれば凄いそうです。他の二人は私よりちょっと重量級なのでどっしり沈んでこの安定感!(笑)浮いてしまう私の手を押さえてくれているのです。それって遠回しに私が一番スマートと言っているんですが・・・(笑)!!! 一緒に行ってくれたお二人様。このブログ見ませんように。もし見たら笑って許してね~。

 

 

 

 

潜る前に耳ぬきや他の事も教えてもらったのですが、あんな簡単な説明だけで到底理解もできないままやってしまうなんて無謀でした。”無謀”という言葉しか出てきません。耳は暫く中耳炎になり肺も痛かったです。いきなりやって死亡事故もよくおきていると後で知りました。生きててよかったー!そんな感じ!

 

知らないってことは本当に良くも悪くも凄い事なんですね。ここまで生きて来れた事はまさに奇跡なのかもしれません。年を取るとお客様も口々に”生きる・生き抜く”ってホントに大変な事と言っています。

 

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もう二度とやる気にはならないからこそ、あの時無理にでもやらせてくれたインストラクターさんにも感謝です。何事も経験、それも確か。年は関係ないとよく耳にしますがそれとも違うかもしれません。やはり気力だけでは体力は補えません。何かを為すにはある程度の段取りが必要で努力も必要なんですね。

 

海水と紫外線をたっぷり浴びてババァ度に磨きがかかったので帰ってからからはケアのフルコースです。髪はICUトリートメント、お肌はシルクのコスメを惜しげもなく使わせてもらい日焼けを治しました(汗)

 

ダイビングにご興味のある方は是非よく下調べをしてからやることをお勧めいたします。(笑)

皆さまの楽しい夏の体験、全く楽しくなかった体験等もまた聞かせてもらえると嬉しいです。

 

読んで下さって有難うございました。

ビビ池田でした。

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